アジサイを「紫陽花」と書くのはなぜなのか、気になったので調べてみました。
アジサイの語源には諸説あるようですが、藍色が集まったものを意味する「集真藍(あづさあい/あづさい)」が訛ったという説が有力とされています。
それを「紫陽花」と書くようになったのは、唐の詩人・白居易が別の花につけた「紫陽花」を、平安時代の学者が「アジサイ」に充てたからだといわれています。
また、アジサイの色は、土壌のph(ペーハー)と関係があるようで、酸性だと青系に、アルカリ性だと赤系に、中間だと紫系になるそうです。
日本は火山地帯で雨も多く弱酸性の土壌が多いため、青系や紫系が主流ですが、欧州ではアルカリ性の土壌が多いため、赤系が主流となっています。
美しい青紫の紫陽花は、日本だからこその色なんですね。